株式会社ソウ・八木先生のメールニュースを転載させて頂きます。さて今回は、「顧客名簿とニュースレター」についてですよ。1分くらいで読めますので 最後までお付き合い下さい。
このメルマガに登録して頂いている方は少なからず、ニュースレターに興味がある方であるはずです。
でも、正直なところ、
「どう活用すれば売上に直結するのか?」
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ということや、
「はたして費用対効果に合うのか?」
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ということについては、
正直分からないというところではないでしょうか?
既存のお客様に今更アナログな手紙を出して効果があるのか?
そう思われても不思議ではありません。
そこで、今日は少し歴史に学びたいと思います。
時代は江戸時代。当然ながら、昔も商人はいるわけで、たくさんの人が商売をしていました。
当時はメールもなければ、フリーペーパーの広告もない。
そんな時代の話ですが、火事が起こった時、商人は何を持ち出すかご存じですか?
ぜひ、一度考えてみてください。
江戸時代の商人です。
木造建築なので、火はあっとういう間に燃え移ります。
ゆっくりといろんなものを持ち出す暇はありません。
・・勝手に答えを想像してみました!
朝日さん「金庫。というか現金?」
私「いえ、違います。」
朝日さん「在庫。というか商品?」
私「いえ、違います。」
現金でもなく、商品でもなく、一番に持ち出したのは「顧客台帳」だったのです。
しかも、びっくりなのは、
当時の顧客台帳はなんとこんにゃくを使った特殊な紙で書かれていて、火事が起こったときには、すぐさま持ち出して燃えないように井戸に掘り込んだそうです。
こんにゃくを使った特殊な紙なので、溶けたりすることなく、しばらく経ってからも取り出せるということだそうです。
さて、現金でもなく商品でもない、顧客台帳を何より大事にしていました。
つまり、既存顧客のリストということになります。
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現金だけ持ち出しても、しばらくすれば無くなりますし、ましてや商品は売る人がいなければ何の価値もありません。
今後、継続的に商売を復活させるためには、何が何でも既存顧客のリストを死守する必要があったのです。
当時はメールもニュースレターもなかったでしょうから、訪問していたのかも知れません。
しかし、既存顧客に接触する
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ということに関しては、今も昔も変わりません。
最近は新規顧客を取り込むことが重要のように言われますが、新規顧客を一人とるのも、既存顧客が一人流出しないようにするのも 売上的には変わりません。
それどころか、新規向けに割引クーポンを付けていれば利益は削れますし、何よりお店のシステムやらカルテを作ったりやらで、手間コストが余分にかかります。
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また、既存顧客の方がお店に満足していたり、慣れていて勝手がわかっているので 手間コストがあまりかからない
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かつ
単価の高い提案ができる素地がある
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ということで、
正直いいことだらけなのです。
もちろん、新規集客をないがしろにした方がいいという提案ではありませんが、まずやるべきは既存顧客へのアプローチで間違いないでしょう。
数は少なくてもいいと思うんです。
たとえ、50名。いや、10名でもいいと思うんです。
まずは歴史にならって、既存顧客にアプローチしてみませんか?
今も昔も、商売の原理原則はきっと変わらないと思いますので・・・。
既存顧客が費用対効果が良いという話は、実はここの最初の方に書かせて頂いています。
そこでも書かせて頂いてますが、ポスティングとは驚きの差があります。
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